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吉田哲 (作曲家) : ミニ英和和英辞書
吉田哲 (作曲家)[よしださとし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [た]
 【名詞】 1. rice field 
: [さく]
  1. (n,n-suf) a work 2. a harvest 
作曲 : [さっきょく]
  1. (n,vs) composition 2. setting (of music) 
作曲家 : [さっきょくか]
 (n) composer
: [きょく, くせ]
 【名詞】 1. a habit (often a bad habit, i.e. vice) 2. peculiarity
: [いえ, け]
  1. (suf) house 2. family 

吉田哲 (作曲家) : ウィキペディア日本語版
吉田哲 (作曲家)[よしださとし]
吉田 哲(よしださとし、1950年5月12日 - )は日本作曲家音楽プロデューサー東京都出身在住。蟠龍寺スタジオを運営している。
== 略歴 ==

*東京都目黒区にある霊雲山蟠龍寺の三男として、僧侶の家系に生まれる。祖父の吉田良雄(りょうゆう)はハワイのホノカア•タウンにおける浄土宗ハマクワ寺院の日本人宣教師であった。亡父の吉田哲雄(てつゆう)は蟠龍寺住職と同時に観経曼荼羅研究家であった。
*母親の勧めで10歳より藤岡めぐみ、藤岡ゆきにピアノを師事。国立音楽大学附属高等学校在学中にジャズバンド「クリーミーヤム・トリオ」を結成しイベントに参加するようになる。ヴォーカルは本名でアマチュア活動していた頃の天地真理
*国立音楽大学調律別科在学中に次兄の紹介で成城大学軽音楽部に出入りする。そこで知り合った在学生たちと「ウォーキング・イン・スペイス」(通称ウォーキングインスペース)を結成、ヤマハライトミュージック全国大会ロック部門でグランプリを受賞。副賞としてアルバムをリリースする運びとなり、学生による10人編成のブラス・ロックバンドとして日本コロムビアよりプロデビューを果たす。
*大学卒業後大学院を中退ののち「ザ・スティングレー」に参加、ヒデとロザンナ畠山みどり西城秀樹五月みどり小松みどりなど多くの歌手のバックをつとめ、歌謡界の一端を担った。
*1972年、小泉正美の誘いで小泉まさみ&こんがりトーストを結成、第7回ヤマハポピュラーソングコンテストにてレコード会社協賛賞を受賞、ワーナーパイオニアよりアルバム2枚、シングル2枚をリリース。
*1976年、漫画家の楳図かずおと出逢い「よいこ党バンド」の一員となってコンサートや学園祭に出演した。また「まことちゃん」の漫画にもモブキャラクターとして登場している。
*解散後ヤマハポプコン関連の後輩や応募者、また自宅の近所であった財団法人ヤマハ音楽振興会のアーティストたちの育成に携わる。杉田二郎小坂恭子佐野元春、叶雅子、麻理絵、谷山浩子らのバックやデモ録音を行っていた〔『タレントまであと一歩』児島由美著(JICC出版局-宝島社、 ISBN 4-88063-625-8)出典〕。同時にNSPふきのとうのサポートメンバーとして全国ツアーをこなす。また彼のピアノの教え子が、当時YMOで隆盛を極めたアルファレコードの原盤ディレクターになったことから、ヤマハで知り合った児島由美を紹介しプロデュースの手伝いをする流れとなった。
*1981年、実家の寺の境内に音楽録音とリハーサル設備を備えた蟠龍寺スタジオを設立。芸能の神様である弁天(山手七福神の一体)を奉ってある由来から檀家の反対はなかった。長兄の友人が映像スタッフ「ワークショップ9」だったところから、映像を生かす音楽を得意とした作曲家兼音楽プロデューサーとしてスタート、CM音楽、映画音楽、環境音楽、展示映像音楽、博覧会音楽などをつとめる。
*1984年アルファミュージックで出逢った新井満とタッグを組んだ作品群「環境ビデオシリーズ」(電通制作/ポニーキャニオン発売)が話題となり、以後新井満のサウンドプロデュースを頼まれるようになる。2001年「千の風になって」の私家盤を蟠龍寺スタジオにて録音、のちのヒットを生むきっかけとなった〔講談社刊&朝日文庫新刊「千の風になって」新井満〜あとがきに代える十の断章(5)〕。また小松左京の講演会ライヴパフォーマンスを務める時に下川英雄(sax)、佐藤俊之(g)と意気投合して『The SSY』を結成。映像音楽ユニットとしてTBS報道特集」などの報道番組で使用される音楽や親しみやすいCMソングなど、活動の幅を広げている。
*2000年よりプロデュースユニット「コペルニクス」を結成、スタジオのレーベル「ventain records」(ヴェンタインレコード)を運営する。レーベル恒例のライブに客として来ていたNHKのチーフプロデューサーに出逢い、以来NHK番組の音楽を担当する機会が増えた。
*2005年より現在に渡ってNHK旅番組「列島縦断鉄道乗りつくしの旅」「街道てくてく旅」「にっぽん木造駅舎の旅」のテーマ曲及びBGMを担当、2010年にはNHKワンセグ「駅前食堂の旅」音楽も担当している。
*2012年になって再会した元ふきのとうの山木康世の新しいCD制作をこなし、コンサートツアー・メンバーとして活動。また、BS-TBSのドナルド・キーンのドキュメンタリー番組音楽をレギュラーで担当している。
*音楽家でありながら宗教的な側面も持ち合わせ、スタジオも「ミュージシャンのかけこみ寺」と呼ばれる事がある。一期一会に出逢った者を求道の仲間として共に道を極めることを主眼に活動を続けている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「吉田哲 (作曲家)」の詳細全文を読む




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